タトリ山地(スロバキア)
【Popradske Pleso駅−ポプラト湖−Koprovsky stit−ポプラト湖−Strbske Pleso駅 2018.8.18】
【Stary Smokovec駅−Hrebienok−Tatranske Lesna駅
Nova Lesna駅−Vel'ky Slavkov駅 2018.8.19】



 ポーランドとスロバキアの国境、2000m台の山々が連なるタトリ山地はカルパチア山脈の一角。水が豊富できれいで、点在する氷河湖(pleso)の鏡のような写真を見て、行ってみようと思った。

 スロバキア最高峰(Gerlachovsky stit 2655m)はザイルが無いと登れないが、ポーランド最高峰のリスィ山(Rysy 2503m)はポーランドとスロバキアの両方から登山道がある。ただし夏のシーズンは渋滞するらしい。あまり人の多くなさそうなルートはないか、プラハで買ったハイキングマップを眺めながら思案した結果、谷を挟んでリスィの西側にあるKoprovsky stit(2363m)を目指してみることにした。2日目はあまり高い所へは行かずに、沢沿いの短いルートと、鉄道沿いに牧草地を歩いてみた。

落書きだらけの駅
 タトリ電気鉄道Popradske pleso駅からハイキングスタート。土曜日だからか、始発から列車は結構混んでいた。

 路駐もいっぱい。駅で下りた人、車で来た人、皆ポプラト湖に向かって歩いていく。ポプラト湖まではほぼ舗装道路。マイカーは入れない。 
登山客大集合
難易度を色分け
 道標は難易度等で色分けされていて、地図にも同じ色でルート線が書かれている。上下白に挟まれたこのマークはヨーロッパの他の国でもよく見かける。

 1時間でポプラト湖に到着。外のベンチにほとんど人はいないが、小屋の周りはすでにほぼ満席。トイレは20セント有料。
湖畔の山小屋
先をやたら急ぐ人たち Rysy分岐
 ここからは山道。行列必至のリスィを目指す殺気立った登山者がどんどん追い抜いていく。分岐を過ぎると人がぐっと減りホッとする。
岩肌があらわれる
 沢沿いにしばらく登るとやがて木がなくなり、勇壮な岩稜が見えてくる。雲も少なくなってしめしめ。

 Hincovo plesoのある台地まで登ると、登山道は左に折れて稜線への急な登りになる。

Hincove Pleso
先をやたら急ぐ人たち
尾根に向かう急登
 整備された急坂をガシガシ登っていく。日本アルプスと同じ雰囲気。

 稜線に到着。反対側の谷からの道と合流。ここからKoprovsky stitまでは一本道。
尾根上に出た
山頂写真
 やせ尾根からはHincovo plesoが良く見える。池の向こうの一番高いところがたぶんリスィ山。あっちはもう行列ができてるだろうな。

 稜線分岐から30分でKoprovsky stit山頂に到着。ガレ場の狭い山頂で標識はないので、Hincovo plesoをバックに写真を撮ってもらう。
 アングルを試行錯誤しながらとても上手に撮ってくれた。感謝感謝。
湖畔の山小屋

 そうこうしている間にも続々と人が登ってくる。もう山頂一帯は休める場所がない。下山開始。
うじゃうじゃ わらわら

 Hincovo plesoのきれいな湖面。深さ53.7mもある。魚の住む湖として、スロバキアで一番高いところにあるらしい(1946m)。

 Hincovo plesoを過ぎて下っていくと、行く先の森林限界がよく見渡せるようになる。
森林限界がくっきり
沢の水サイコー
 川の水は期待通り透明で冷たくてうまい。ポプラトの水道水は硬水っぽいけど、沢の水はぜんぜんそんな感じがしない。

 ポプラト湖まで戻ってくると、ベンチは人でいっぱい。小屋の中に空席を見つけてちょっと休憩した。外国は大体テラス席から埋まっていく。
14時過ぎてこの混雑
ポプラト湖も水はきれい
 日に照らされると湖水の透明度が際だつ。Hincovo plesoも風に波打つ湖面がきらきらしていた。

 このあと、帰りはStrbske pleso駅のほうへ下った。登山客は大勢いたけど、英語はほとんど聞かなかった。
バイケイソウ 日本でも見る花
トリカブト  今回見た花々。バイケイソウ、トリカブト、リンドウ、日本と同じような花々。

リンドウ

次のページへ

トップページへ

(更新年月日;2026.9.23)